Cedar Blend Groveで一番「これ、なんですか?」と聞かれる豆が、エチオピア・イルガチェフェのナチュラルです。初めて飲んだ方が「コーヒーってこんな味がするんですか」と驚くことが多い豆なので、少し詳しく説明します。

イルガチェフェはどこにあるのか

エチオピア南部、オロミア州とSNNPR州の境界付近にある地区です。標高は1,700〜2,200mと高く、昼夜の寒暖差が大きいため、コーヒーの実がゆっくりと成熟します。この環境が、複雑な風味を生む要因のひとつです。コーヒーの原産地はエチオピアとされており、イルガチェフェはその中でも特に品質の高い豆が取れる産地として知られています。

ナチュラル精製とは何か

コーヒーの実(チェリー)を収穫した後、果肉をつけたまま天日で乾燥させる方法です。乾燥中に果肉の糖分が豆に浸透するため、フルーティーで甘みのある風味になります。対照的に、果肉を取り除いてから乾燥させる「ウォッシュト」はクリーンでクリアな味わいになります。ナチュラルは乾燥に時間がかかり、管理が難しいため、品質のばらつきが出やすい精製方法でもあります。

どんな味がするのか

ブルーベリー、ストロベリー、ワインのような発酵感が特徴です。コーヒーらしい苦みはほとんどなく、甘みと酸味が前面に出ます。浅煎りで仕上げると、これらの風味が最もよく出ます。初めて飲む方には「コーヒーじゃないみたい」と言われることがありますが、それがナチュラルの面白さです。

おすすめの淹れ方

ハンドドリップが最もおすすめです。湯温は93〜94度、中挽きで、蒸らしをしっかり30秒取ってください。フレンチプレスでも飲めますが、ナチュラルの豆はオイル分が多いため、フレンチプレスだと少しざらつきを感じることがあります。ペーパーフィルターを使うと、クリアな味わいになります。ミルクを入れると風味が消えてしまうので、ブラックで飲むことをおすすめします。

当店では現在、このイルガチェフェ ナチュラルを100gから販売しています。気になる方は店頭でひと口試してみてください。